ハブ酒は健康に良い!?
こんにちは。那覇市牧志のリカーショップ新城です。
今回は、ハブ酒について解説していきます😋
まるごとのハブが入っており、見た目のインパクトが大きい「ハブ酒」。そんなハブ酒の作り方や、味、飲み方などの基本情報から、ハブ酒が持つ健康に嬉しい効果・効能までを徹底紹介。
そもそもハブ酒は、なぜ造られるようになったのだろうか。ハブ酒を製造する南都酒造所によると、その製法は16世紀の進貢貿易時代に中国から伝わったという。中国では古来より「蛇酒」として蛇を酒に漬け込む文化があるようだ。
ハブ酒の製造は、ハブを捕まえて血を抜き、臭腺(ニオイを分泌する腺)・内臓を取り出すところから始まる。このように特殊処理をしたハブを59度のアルコールに10年間漬けて熟成させ、エキスを抽出する。その後8~13種類もの薬草を漬けた泡盛と先ほどのエキスをブレンドし、さらに熟成を重ねる。気になるのはハブの毒だが、アルコールに漬けている間に解毒され、無害化される。
このように熟成を重ねたハブ酒は、まろやかでほんのり甘味があり、クセのないブランデーのような味わいになる。最近では、ワイン風味のハブ酒も販売され、常飲する人も増えている。
飲み方は一般的な酒と変わらない。ストレートにロック、水・お湯割りなど、好きな飲み方で楽しめる。
水だけで100日も生きるといわれるハブ。ハブには豊富なアミノ酸が含まれており、滋養強壮にもよいといわれる。そんなハブ酒の栄養素と効能について詳しく見ていきましょう。
・アミノ酸
アミノ酸は、タンパク質を構成する要素であり、ヒトに欠かせない物質である。そのアミノ酸がハブ酒には14〜19種類も含まれるとされる。
・ミネラル
ハブ酒にはカルシウム、鉄分など豊富なミネラルも含まれる。ミネラルは体の構成要素であり、身体機能の維持にも使われる。
・アルギニン
アンモニアを除去し、血管を広げる効果を待つ。血行を促進し、冷え性の改善にも役立つ。
・タウリン
コレステロールの吸収を抑え、肝機能の改善を促す。
このようにハブ酒には体にいい成分がいくつも含まれる。そんなハブ酒は、一度購入すると継ぎ足しをして飲むことができ、栄養も引き続き得ることができる。継ぎ足しには専用の酒も売られているので、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
さまざまな健康効果を持つハブ酒。飲むのをためらっていたという人も、この機会にぜひ味わってみてほしい。